心筋梗塞の発作への対処
●心筋梗塞を起こさないために
心筋梗塞に限ったことではなく、心臓に関係する病気、狭心症・不整脈にもあてはまる、発作を起こさないための基本的な心構えです。狭心症、心筋梗塞、不整脈は、日頃のストレスや疲労、急な血圧の変動を避けることが、発作を起こさせないために必要となります。なので、日常生活を送るうえで心がけるべきことがいくつかあります。
①お風呂は「ぬるめ」で入る。
血圧の急な変動を避けるために、40度以下のぬるま湯に入るようにしましょう。
②トイレは暖房し、いきまない。
血圧の急な変動を避けるため、トイレは暖房をいれて寒くしないようにし、力を入れて踏ん張る行為、いきみをしないようにするのです。夜の排尿は血圧を変動させやすいので、男性も座って排尿するようにしましょう。
③冷たい水で手や顔を洗わない。
血圧の上昇につながるので、ぬるま湯を使用しましょう。
④力む行動を避ける。
重いものを持ったりすると、血圧の上昇につながってしまうのです。
⑤充分な睡眠をとる。
血圧を下げて安定させるには、十分な睡眠が必要です。
⑥朝はゆとりを持って行動する。
朝起きてから血圧が上昇し始めるため、慌ててバタバタして血圧を上げないように、早起きしてゆとりある行動をとるように心がけましょう。
⑦水分を充分に摂取する。
血栓予防のために、起床、就寝前、汗を流した後は十分な水分補給をするようにしましょう。
●心筋梗塞の発作が起きてしまったら……
狭心症で、過去に発作を起こしたことがあって、ニトログリセリンを持っている場合は服用して様子をみます。しかし薬が効かないときは、心筋梗塞の疑いがありますので、大至急、救急車を呼んで病院へ行きましょう。自分で行動が出来ないような場合は、周りの人に救急車を呼んでもらうようにします。初めて発作を起こした人の場合は、衣服をゆるめ、楽な姿勢で座ったり、いすに座るなどして、安静にします。寝っころがると一気に心臓に血流が戻って負担がかかるので、上体を起こした状態での安静が基本です。10分以上の発作が続くようでしたら、すぐに救急車の手配をしましょう。発作が治まった場合でも、すぐに受診してください。
周囲の人がするべき対処ですが、心筋梗塞の発作は、呼吸困難やあまりの激痛で、もがき苦しむことが多いので、大至急、救急車を呼んで病院へ運ぶことが大事です。また、呼吸停止、心停止が起こったら、人工呼吸と心臓マッサージを行ってください。
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